商品開発の仕事には、基本的に2つのパターンがあります。既製の商品の仕入れと、PB(プライベート・ブランド)商品を開発する業務です。PB商品はマーケット・リサーチをし、実際に商品を見ながら、この商品は、100円でできないだろうか、どこまで100円仕様で実現可能だろうかと、メーカーと協力しながら追求していきます。1ヶ月あたり、500アイテム以上の新商品を仕入れ・開発しています。自ら企画した商品が、全国の店舗で実際に売れていく喜び、そして会社の売上に貢献しているという充実感がバイヤーの醍醐味です。
店舗開発の主な業務は、店舗物件情報の収集、出店までの交渉と契約です。店舗の知識と営業力、人脈が求められます。直営ならインショップ出店可能な店舗を持つ企業、路面店なら不動産業者や物件オーナー、フランチャイズなら、企業あるいは個人オーナーなど幅広い先をカバーします。キャンドゥの出店は全国を対象としており、まだまだ未出店地域も多くあります。「ここに出店すればきっと売れる」、そんな物件に出会うことを楽しみに、担当エリアを開発することが仕事です。契約後は、新店のスタッフたちを開店までフォローし、ドラマティックなオープン日を迎えるのです。
経験を積み、優れた実績を残した店長は、やがて全国の各エリアを管轄するスーパーバイザーを目指します。担当するエリアのすべての店舗の売上向上・・・それがスーパーバイザーの目標です。そのために、物的、人的補強をするとともに、自ら率先して行動し店長やスタッフとともに店舗を指導し、活性化させていきます。役割は、店舗が進化するためのきっかけを与え続けることなのです。
サービスリーダーは担当するエリアの店舗に出向き、スタッフに対して接客やレジの研修を行います。仕事への動機付け、スタッフのやる気を起こさせるのがサービスリーダーの大切な役割なのです。特に重要なのは接客教育であり、サービスリーダーの教育によって、その店の雰囲気がつくられると言っても過言ではありません。サービスリーダーは、明るく活気があり、お客様が入りやすい店舗、そしてスタッフに気軽に声を掛けられる店づくりを目標に、接客レベルを上げることで、売上向上にも大いに貢献する大切な仕事なのです。
店長は、店舗全体の責任者であり、またスタッフの手本でもあります。その仕事は実に幅広く、販売戦略の立案、商品の発注、在庫管理、店舗全体の状況把握、スタッフの採用と教育といったマネジメント業務はもちろん、自ら率先して店頭に出て、品出しや陳列、接客も行います。店長は、直接、お客様が感動してくださる姿を見ることができ、仕事を通じて自分の成長にも大きな喜びを感じられる職種なのです。